宮城県の島に43m津波の痕跡
宮城県の島に43m津波の痕跡2



宮城県の島に43m津波の痕跡

3月17日 5時45分

去年3月の巨大津波の際、宮城県の沖合いの無人島で、これまでで最も高い43メートルの高さまで津波が到達したとみられる痕跡のあることが、専門家の調査で分かりました。

調査をしたのは、去年3月の巨大津波を研究している東京大学地震研究所の都司嘉宣准教授です。
都司准教授は、宮城県女川町の沖合いにある無人島、笠貝島に押し寄せた津波の高さを、離れた場所から撮影した写真を基に調べました。

写真から、津波の影響で笠貝島の広い範囲で松が枯れ、頂上付近で松の木が折れているのが見つかり、高さを計算した結果、海面から43メートルあることが分かりました。

今回の巨大津波のあとに確認された最も高い津波の痕跡は、岩手県大船渡市の綾里湾で、およそ40メートルというのがありますが、今回はこれを上回る可能性があるということです。

津波が局地的に高くなったことについて、都司准教授は、周囲にほかの島がないため、押し寄せた津波のエネルギーが笠貝島を取り囲むように集中したためだと分析しています。
都司准教授は「今後詳しく測量してデータを確認したい。局所的に津波が高くなる現象は、島だけでなく、岬の突端などでも起こるので注意が必要だ」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120317/k10013788201000.html







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